当社製品JERICO-MF(商標登録済み)の他社のホウ酸系防火剤との差別化された最大の特徴は、「JERICO-MF」がヨーロッパのEN71-3:2013で健康に害があると規定された、金属元素と非金属の中間の性質を示す半金属元素であるホウ素とその化合物であるホウ酸を使用していない日本発の開発品(特許取得済み)であり、健康に害を及ぼさない食品添加剤の成分であるリン酸アンモニウムと硫酸アンモニウムを主成分として使用している製品であることです。
(ホウ酸の功罪について)
①ホウ酸には優れた脱水作用があります。
・ホウ酸水で洗って人間の目の瞼の炎症化(通称:ものもらい)を治します。
瞼の脂腺や汗腺や毛穴などに細菌や分泌物が入り込んだりした場合、それらが炎症化するのをホウ酸水の脱水作用が防止します。
・ホウ酸団子を腎臓機能を持たないゴキブリやシロアリが食べると、その体液が脱水されて体内が無水乾燥状態になり死にます。
②その反面、ホウ酸の優れた脱水作用は幼児や14歳未満の腎臓が発達途上の子供に発育障害をもたらす可能性があります。
・幼児や14歳未満の子供がホウ酸を舐めた時には「舌の水分(唾液)が脱水されて、味覚を感じる舌の表面の細胞(味蕾細胞)が損傷し、味覚障害を引き起こす
可能性、そして飲み込んだ場合には胃液、腸液などの体液を脱水化して発育障害を引き起こしてしまう可能性」が生じます。
・ホウ酸で防炎化した布(カーテン、絨毯、調理服、エプロン、ソファーカバー)などや紙や木材を子供が舐めると、、上記の味蕾に損傷を与える可能性が生じます。
このように、ホウ酸が幼児や14歳未満の子供の体内に入ると発育障害が起きる可能性が増大するので、特に幼稚園、保育園、養護施設そして家庭ではホウ酸の使用を極力避けるべきと考えます。
③ホウ酸による木材の白華現象、布・紙のゴワゴワ化
半金属系成分のための木材の深部に浸透できない半金属成分のホウ酸は、木材との熱膨張率の差などにより生じてしまう木材の白華現象(木材の表面に白い粉が発生する現象)を起こし、日本の木材の特長である「木目と木肌の美しさと温もり」を損なわせ、布や紙にはゴワゴワ感を与えます。
④ホウ素、ホウ酸による木材の内部崩壊と短寿命化の可能性
ホウ素、ホウ酸は半金属成分で粒形が大きいため木材内部に浸透しにくく、木材表面に多く分布してしまいます。
このため「ホウ素」や「ホウ酸」と木材との熱膨張率の差や木材と半金属の結合力の差により、木材と半金属との結合能力は弱くなっているため、本来のあるべき木材同士の結合強度に較べ結合能力が低下しています。
これにより本来の木材としての寿命が短くなってしまう可能性が生じます。
当社製品JERICO(商標登録済み)―MFの最大の特徴は「10年以上前にEUで健康に害ありと規定された半金属元素のホウ素
JEICO-MFの他社にない最大の特徴は(ホウ素化合物であるホウ酸)を使用していない日本発の開発品であり健康を害しない
成分のみを使用した製品であること」(赤ちゃんや幼児がホウ酸系の塗料を嘗めたらの健康に害あるホウ素が体内に蓄積される
ため成長阻害が起きる可能性が増大するので、特に幼稚園・保育園ではホウ素の入った塗料の使用は使用厳禁とすべきです。
「半金属元素であるホウ素と木材の熱膨張率の差などによって生じる「白華現象(木材の表面に白い粉が発生する現象)が
無いこと(日本の木材の美観である木目の美しさ、木肌のぬくもりが白華現象により損なわれてしまっていること」
以下の2点を基本理念として開発されたのがJERICO-MFです。
1, 健康に害あるとEUで規定されたホウ素(boron)ホウ酸を使わないこと。
2, 白華現象で日本の木材の美観を損ねるホウ酸を使わないこと。